2017.12.06
きれいに色分けできました♪オープンカラムで色素分離実験
バイオ
みなさんこんにちは

バイオ学科•バイオ技術学科講師の金本です( ´∀`)
今日は前回から引き続き、分離分析の基礎「クロマトグラフィー」実習の様子を紹介します!╰(*´︶`*)╯♡
前回の記事をまだ読んでいないよ、という方はこちらからどうぞ
さて、今日は色素を使ったオープンカラムでの色素の分離です
まずは試薬調製から

使用する溶媒を手際良く調製していきます。
メスシリンダーを使うときは、メニスカスをしっかりとチェック
次はシリカゲルを計量し、溶媒でスラリー状(お粥のような状態)にしてカラムに充填します٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
そしてこのドス黒い試料をアプライ(試料をのせる)
「アプライ」の意味はもうみなさん大丈夫ですよね?
さーて、このドス黒い色素には何色が含まれているでしょうか??
上手に溶媒を加えていくと…
綺麗に抽出することができました
これも前回のTLCと同様に、色素によって溶媒やシリカゲルとの仲良し度
が違うので分離することが出来るんですよ( ´∀`)❤️
来週から実習はHPLC(高速液体クロマトグラフィー)に入ります
HPLCというのはこちらの機材のこと。
見た目は複雑そうですが、中にはカラムが入っていて、今回やった実習とまったく同じことが起こっているんですよ

さらにHPLCではカラムを通ったところに検出器があって、電子データで情報を見える化するシステムが付いているんです(^ω^)
次の実習がとっても楽しみですね

ではまたお会いしましょう(^ω^)
かねもと╰(*´︶`*)╯♡
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