今回は、社会人からバイオ技術学科に入学した
Uさんにインタビューしてきました
【在校生】Uさん(社会人を経て入学)
【出身高校】大阪府立 淀川工科高校
「Uさん、こんにちは。」
「こんにちは。」
「Uさんは社会人を経て入学されていますが、学びなおそうと思われた経緯を教えてください。」
「はい。私は工業高校出身で、高校卒業後は機械整備の仕事に就き、
5年間がんばって働きました

貯金も貯めることができたのですが、
将来のことを考えて、
もっと他のことにもチャレンジしてみたい、
と思うようになり、転職を決意しました
できそうな仕事として事務職を中心に求人を探しましたが、
未経験では選べる仕事にも限りがあり、
給与の面でも下がってしまうことがわかりました。
そこで、どうせやるなら
もっと自分が本当に好きなことを仕事にしようと考え、
学校に行って技術を身につけることにしたんです
」
「なるほど。確かに異業種を目指すなら必要なことですよね。
技術を身につけるといってもたくさんの種類がありますが、
バイオを選んだのは理系の仕事に興味があったからですか?」
「いえ、実は高校時代は生物・化学はそんなに勉強もしていませんでした
ちょうど転職を考えだした頃に医療系のドラマを見て、
病理診断に興味を持ったことが最初のきっかけです。
医療に関わる仕事をさらに調べてみて、
細胞の技術はテレビや新聞でもよく話題になっていますし、
将来性がありそうだと考えて目指すことを決めました
」
「再生医療や再生美容などに活かせる新しい技術として注目されていて、
日々新しい成果が発表されていますもんね

細胞培養が学べる学校は他にもありますが、
obmを選んだのはどうして?」
「実は最初は臨床検査技師をめざせる学校を探して、入試も受けて合格も頂いていたんです。
しかし、臨床検査技師は授業の大半が国家試験の対策で、
技術を身につけるというよりも
国家資格を取ることが目標のように感じられて、
自分には合っていないと思いました。
obmは、時間割を見ても実習の時間が豊富で、
細胞培養を学ぶ設備も整っていましたので、
技術を身につけることが出来ると思えました

先生方も先輩も感じのいい方ばかりでしたし、
何よりも2年で就職できることに魅力を感じて
バイオ技術学科を選びました
」
「入学するときに不安だったことはありましたか?」
「授業についていけるかがとても不安でした。生物とか化学とかの基礎知識には自信がありませんでしたし
でも、入学してみると、実験器具の用語説明など
本当に基礎から教えていただけて全く問題ありませんでした
」
「そうだったんですね。今ではオープンキャンパスのお手伝いで
見学に来た高校生に教えてくれていたりするくらいだから、
すごく成長してますね
そんなUさんの将来の夢は?」
「もちろん細胞に関わるお仕事に就きたいです
obmでは、企業様が校内説明会にお越しくださったり、
OBやOGの方から仕事の話などを聞かせて頂ける機会もあり、
とても刺激になっています。
就職に向けて、
もっと自分からどんどん調べて行こうと考えています
」
「頼もしいですね!それでは最後に後輩となる方に向けて
メッセージをお願いします。」
「現状に満足していないなら、調べてみて、一歩踏み出したら
きっと何かが変わります
新しいことを始めるなら早い方がきっといいし、
今しかないと思いますよ

自分のやりたい仕事に就けるよう私もがんばります
」
「Uさん、ありがとうございました~
」
医薬品・細胞培養・遺伝子・化粧品・食品・環境など
ライフサイエンスのあらゆる分野で活躍する
バイオ技術者を育てるobmのバイオ学科
オープンキャンパスは毎週末開催中