みなさん、こんにちは
医療福祉心理学科の浜内です

精神保健福祉コースの3年生は、
それぞれが体験してきた実習の
振り返り授業を行っています
先日は、個人ごとに実習内容を発表する
実習報告会を行いましたが、
さらに学びを深めるために、
今度はグループ発表に取り組んでいます

グループごとに実習中に起こった出来事を話し合い、
その中からさらに考えを深めたいことや
一人ではうまく答えが見つけ出せないものを選び、
グループみんなで相談しながら考えています

グループのテーマをいくつかご紹介します
Aグループテーマ:
「ここにいたいという思いを受けて」
福祉施設や病院では、
利用者様がもっとお金を得られるところへ移ったり、
病気を治して退院したりと、
基本的に「次の段階へ進む
」ことを目指しています
これをステップアップと呼んでいます

ところがこのグループのメンバーは
実習先の施設でステップアップを
一切したくない、という利用者様に出会いました。
実はそういった方に対しての対処方は、
授業ではあまり取り組まない内容なんです。
ステップアップしたい方との違いは何か?
ステップアップを望まない方にどのように接するべきなのか、
それをみんなで考えて発表しました

Bグループテーマ:
「苦手な人との初期段階での関わり方」
苦手なタイプは誰にでもあるものですよね
実習先で出会う方の中にも、
もちろん苦手なタイプの方もおられます
このグループのメンバーでは、
苦手なタイプの方に出会った人が2人いました。
そのうちひとりは、
実習の最終段階ではその方と仲良くなれましたが、
もうひとりは最後までうまくいきませんでした
うまくいった要因とは何か?
また、うまくいかなかった原因はどこにあったのか?
それをみんなでディスカッションしました
他にも、プライベートな質問をされたときにどの程度まで答えるか、
利用者様との距離感をテーマにしているグループもありました
こんな風に、実習は
これまでの学習範囲だけでは対処できないことに遭遇し、
もっと考えを深めていける貴重な機会なんです

クラスメイトの意見も参考にしながら、
福祉と心理のプロを目指す☆obmの医療福祉心理学科
ぜひオープンキャンパスにも参加してみてください!!
友だち登録してトーク画面で話しかけてね