みなさん、ピペットってわかりますか?
ピペットは液体を正確に計り取る科学実験器具のこと。
中学校や高校の理科・生物関連の授業で使った、あの大きなスポイトみたいなもののことです

obmの授業でもこのピペットの一種「マイクロピペット」を使います
マイクロピペットは、1μlから1,000μl(1ml)といった超微量の液体を正確に測り取ることができる実験器具なんです
ちなみに「μ(マイクロ)」は「百万分の1」の意味ですので、L(リットル)で表すと、
1μL=0.000001L
と、すっごいっぱいゼロが並びます
そのくらいとっても少ない量を正確に測れてしまうすごいやつがマイクロピペットなのです

これを使いこなすことはバイオ・化学関連の仕事に就く上で必須
なのでobmでは一人1本ずつ自分専用のマイクロピペットで、トレーニングをバンバンやっています

こう見えてちょっぴりお高い器具ですので、大学やほかの専門学校では共同で利用することの方が多いんです。
でもこのトレーニング量が就職のときにものをいい、技術者として業界就職できる率は大学よりも断然高いんです

ということで、バイオ学科では、毎年恒例の全学科全員参加のマイクロピペットコンテストをただいま開催中


みんなの頑張っている姿は動画でどうぞ~
【おまけ】
容積の単位にはほかにcc(シーシー)がありますね。
これとLとの関係はこんな感じです♪
1cc=1mL=1000μL
それではまた!
医薬品・細胞培養・遺伝子・化粧品・食品・環境などライフサイエンスのあらゆる分野で活躍するバイオ技術者を育てるobmのバイオ学科
マイクロピペットを使った実験もやってます!
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