後期の授業も終わって春休み期間に入っていますが、医療福祉心理学科のみんなは、
介護職員初任者研修
の真っ最中
介護職員初任者研修とは、介護の仕事に必要となる基本的な知識と技能を習得するための研修です
介護のお仕事に関わるならもちろん必須の研修なのですが、医療福祉心理学科でめざす福祉の分野でも、就職活動で強みになりますし、実際に働く上でもとても役に立つものなんです

みんなが研修を受けている研修施設に取材に行ってきましたので、その様子をお届けします
研修は16日間で、前半は介護のお仕事の基本的な考え方や障がいの基礎、介護保険制度や人権についての学習を行い、後半でさまざまな介護の場面に応じた対応方法を実技で実習します

この日のテーマは「入浴、清潔保持に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護」。
入浴や清潔保持は健康を保つ意味でもとても大切なもの。気分もさっぱりして心の健康にもつながります
みなさんもお風呂に入ったら気分もすっきりしたって経験ありますよね

ですが、病気やけがをしていたり、体が弱っていてお風呂に入ることができない利用者様もおられます。そんなとき、ベッド上で身体を綺麗にする全身清拭と部分浴(手浴)を実習しました
ちなみに「清拭」は「せいしき」と読みます。
お湯をしぼったタオルなどで体を拭くことで、汚れを取って清潔に保つとともに、血行が良くなるようにマッサージをしたり、手足を動かすことで体が硬くなるのを防ぐ効果もあるんです
先生からやり方を実演していただいたあと、利用者様役と介助者役を交代しながら実践練習しました

体を拭くときはこんな風にタオルをうまく折りたたんで手に巻きます
万が一、爪で皮膚を傷つけるようなことがあったら大変ですからね
背中の方は、利用者さんに体を横に向けていただいて拭きます。
スムーズかつ丁寧に身体をきれいにしつつ、皮膚の観察もしましょう
足は片足ずつ膝を曲げていただいて、丁寧に拭いていきます。
笑顔で声をかけながらすると、利用者さんにも安心していただけていいですね
つづいて手浴の練習。
シーツがぬれないように、ビニールシートを敷きたいので、利用者さんを一旦ベッドから抱え上げる・・・のは大変ですよね。介護者が力持ちでないと無理かも・・・
でも、利用者さんにも負担をかけず、介護者も体力勝負しなくてもうまくできる手順があるんです

まずは利用者さんに体を左に向けていただいて、二つ折りにしてビニールシートを置きます。
あとから取り出しやすいように上の1枚をこんな風にじゃばらに折って、
今度は利用者さんに体を右に向けていただき、さっきじゃばらに折った部分を広げることで、うまく敷くことができちゃいます
それではベッドを少し起こして手浴をしていきましょう
こんな風に、介護にはスムーズに行うための手順があって、これを知っているか知っていないかで大違い
将来、お仕事以外でもいろんな場面できっと役に立ちますので、しっかり研修をしておきましょう


医療福祉心理学科では
人の心と生活をサポートするスペシャリストを目指します
ご参加お待ちしています★*