バイオカンファレンスのレポート第3弾!
今回は環境コースの発表の紹介です(*^^*)
obmの環境コースは特に「水」の分野について、学生たちが研究を続けています👀
私たちの生活に欠かすことのできない飲み水やお風呂等の生活用水、温泉の水質調査なども環境の分野です

環境コースの学生たちはProject Yという壮大なテーマで2グループに分かれて発表しました♪
環境コース発表
『Project Y』
Project YのYとは、関西にお住いの皆さんならピンとくるかもしれません

滋賀県の琵琶湖から京都、大阪まで流れる一級河川、淀川のYのことです

潮汐現象に伴う河川水質の変化をテーマに半年間、7つの地点を採水、水質調査し様々な項目に分けたその変化を解説してくれました

オープンキャンパスでも体験できる「溶存酸素量」の滴定の技術ももちろん活用し、発表の成果に役立てていました


後半のグループの発表は、水質の変化を分析する項目の中で一番時間と手間がかかるBODという項目の効率化と手分析で行う実習の技術力向上を目的とした発表です。
BODとは「生物化学的酸素要求量」のことで、水中の有機物(生活排水等の汚れ)を分解したときに消費する酸素量のことで、河川の水質汚濁の指標の一つになっています

気泡の発生の有無で水中のプランクトンにより光合成が行われているかを分析し、光合成のために必要な遮光の必要性、関係性を調べていました

分析工程に新しい検討を加えながら何度も何度も作業を繰り返し、考察を導き出す姿はまさに研究者そのもの

発表した学生以外にもたくさんの学生たちがこのプロジェクトに関わり、卒業の集大成にふさわしい発表でした

バイオカンファレンスで発表したすべての学生たちがそれぞれの研究成果を伝えるとともに、彼らの研究をサポートしてくれた先生方や企業の皆様、そして後輩たちにも感謝の気持ちを伝えていたのがとても印象的でした

バイオカンファレンスに参加した皆様、素敵な発表、本当にお疲れ様でした

次回は就職活動についての報告をしてくれた3名の学生たちの後輩たちへの発表内容をレポートします

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