1月19日、バイオ学科は1年生から3年生まで全員が集まって、グループごとに取り組んできた研究内容の発表会を行いました

1年生のみんなにとっては、こんなにたくさんの前でプレゼンするのは初めてのこと。
始まるまでは、みんなかなりガチガチに緊張していました

でも発表が始まってしまえばみんな堂々としたもの。
学んできたELISA実習のことを、わかりやすく図解も入れて報告しました
プレゼン後の質疑応答でも、先輩や先生からのするどい質問になんとか答えようと一生懸命
発表者が答えられないときは共同研究者のメンバーにも相談
グループで取り組むことで、協力関係や信頼関係も養っていきましょうね。
午後からは2・3年の発表で、テーマもより専門的になっていきます

研究テーマごとにグループに分かれて実験に取り組むんですが、自分の興味あるテーマでまとまるため、中には2年生と3年生の合同チームができることも
そのため、後期からは週2回の実習dayは2・3年生ともに同じ日程でやってきたんです
それでは今回の研究テーマをいくつかご紹介します
アミノ酸分析機による日本酒成分の測定
インスリンのELISA評価系の確立
紅茶中のTF3のHPLCによる測定と破骨細胞を用いた評価
マウス肝炎モデルの作製と肝障害状態の評価方法の確立 (病理・PCRなど)
K562の赤血球/巨核球への分化誘導と分化の評価系の確立
毒性試験 評価方法の確立
ニンジンのカルス培養とPCRによる品種鑑定の評価方法の確立
難しそうなテーマもたくさんありますね
obmには、高校時代は文系で生物も選択してなかった、という学生もたくさんいます。
入学した頃は用語すらちんぷんかんぷんだったのに、2年もすればこんなハイレベルな実験がわかるようになってるんだからすごいことですよね

2・3年生はこれまでにも発表を経験して来ていますので、
発表メモやスクリーンを見るだけでなく、みんなの方を向いて身振りも交えながら説明するなど、先輩らしい姿を見せてくれていました
全学年がいっぺんに発表すると、こういった成長ぶりもよくわかって、見ていてかなり感動します

校長先生からもテーマ設定や実験内容・手順などについて、質問や助言をたくさんいただきました。
無事に発表が終わったあとは、お楽しみの茶話会

先生や先輩に意見を聞いてみたり、次の研究内容について話し合ったり、
プレゼンをやりきった達成感と、ほっとした気持ちでみんな楽しくすごしていました