2023.05.07
体験授業【化粧品やドリンクのビタミンC分析】の様子
バイオ
こんにちは!
5月もたくさんの方が体験授業に参加してくださっています
今日は5月5日の午後に行われた体験授業の様子をお届けします
この日は身近なドリンクや化粧水に
どのくらいビタミンCが含まれているかを計る実験を行いました
ビタミンCはコラーゲンの生成や日焼けの防止に欠かせません。
また、抗酸化作用も注目されています
みなさんご存知のビタミンCたっぷり!と謳っているドリンクには
実際にどのくらいのビタミンCが含まれているのでしょうか?
今回は「酸化還元反応」という現象を利用して分析します
まずはドリンクや化粧水をチューブにとって、
RO水(純水)で規定の量まで希釈して、よく攪拌します。
そこにデンプン溶液を加えたら、準備完了です
ここから、100㎕ずつヨウ素液を加えていきます。
ドリンクや化粧水に含まれるビタミンCと、加えたヨウ素液との反応がちょうど釣り合うと、溶液が青色に変化します
この変化するタイミングを「終点」といい、これを見極めるのが今回の実験のポイント
ドリンクや化粧水が青色に変わるまで、何回入れたかしっかり記録しながら加えます。
乳酸菌ドリンクは1回ですぐ色が変わりました
ビタミンCたっぷりドリンクはさすがの8回
回数が記録できたら、
最後に「mol計算」をしてビタミンCの量をはかります・・・
が・・・
今回は特別に学科長の吉野先生特製の計算式を
利用させていただきました

ビタミンC1000mg!と表示されているドリンクは
表示以上の量が含まれている結果になりました
参加してくださった高校生が
「商品の表示に嘘はないんだなとわかって感動しました
」 という感想を残してくれました
わたしも同じ意見です
これからは抗酸化のためにドリンクを飲んで、
日焼け防止のために化粧水もたっぷり使おうと思います
今回の体験授業もとっても楽しかったです