夏休み期間中だからこそできることってありますよね
バイオ学科で環境分野に興味のある学生のみんなは、
大和川は奈良県を源流として、
大阪の南部を通って大阪湾に流れ込む一級河川
実は2005年ごろには、その水質が
国内ワースト1位になってしまったこともある川なのですが、
近年は改善されつつあります。
今回は上流から下流まで、
広い範囲で水質調査を行います
最終的に、周辺の開発の状況や地理的な環境なども踏まえて、
全国工業専門学校協会の学生成果報告会で発表する予定です

今日はリーダーのNくんを中心に、
調査のための事前準備をみんなでやってます
調査場所も相談しながら検討しました

試薬を調整したり、
サンプルとなる水を汲みとるための
バケツや容器も用意しました。
水面まで遠い可能性も考えて、
十分長いひもを用意しましたよ~
環境調査の手法は、
前期授業で道頓堀川から採水した水をサンプルにして、
毎週みっちり練習しました

単発で年1回、とかではなく、
継続して調査することで、
平均的な数値も明らかになり、
日々の変化にも気づくことができます

それになによりもみんなの技術が
どんどんレベルアップしました
てきぱき作業を進めていきます
また、測定する項目は有機汚濁と富栄養化に関連するもので、
公定法に基づいた測定方法で、
測定項目については、
別の機会にくわしく説明しますね。
ちなみに「公定法」というのは、
分析化学・微生物培養の分野において
成分の定性分析・定量分析・微生物の培養検出を行う際、
国際機関や国家・公定試験機関や研究所において
指定された正式な方法のことで~す

そんなこんなで準備はばっちり完了
調査日のお天気も晴れ予報です
みんな気を付けていってらっしゃーい
医薬品・細胞培養・遺伝子・化粧品・食品・環境など
ライフサイエンスのあらゆる分野で活躍する
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