みなさんこんにちは
毎度おなじみのバイオ・バイオ技術学科講師の金本です(●´ω`●)
HPLC(高速液体クロマトグラフィー)を使っての実習、前回は機器の説明をしましたね
それではいよいよ実験スタート
( ´∀`)
今回の試料は、前回使った赤色と黄色の色素、そしてその2つの混合物です( ´∀`)
それを気泡が入らないようにシリンジにセットします
次は試料をインジェクション
インジェクションは前回説明しましたから、みんな大丈夫ですよね
インジェクションされた試料はカラムを通って検出器で情報を調べ上げられます。
試料の色素が流れてきた証拠に、記録計から出力される記録紙に山の形をした「ピーク」がでてきます。
結果がこちら
とんがっているところがピークです。
2色を混合した液体でもきっちり二本のピークがありますね
しっかり分離できています╰(*´︶`*)╯
流れてきた時間を見ると、上のピークが黄色、下が赤色の色素ということがわかります( ´∀`)
こういった、どんな成分が入っているか調べることを「定性分析」と言います

HPLCでは「定性分析」だけではなく、どれだけの量が含まれているのかを調べる「定量分析」もできます
利便性が高いので、食品、化粧品、医薬品、環境などの分野で使用されているんですよ^^
皆さんが使っている身近な物もHPLCで検査されているかも?!
興味がある人は是非オープンキャンパスにいらしてくださいね

かねもとo(・ω・´o)
医薬品・細胞培養・遺伝子・化粧品・食品・環境など
ライフサイエンスのあらゆる分野で活躍する
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