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2024/08/06

【試験実施例1】メラニン生成評価試験:B16メラノーマ細胞を用いたメラニン生成促進・抑制効果測定

メラニン色素は、メラノサイトで合成され、紫外線や活性酸素から皮膚や頭皮を保護する重要な役割を果たします。
しかし、加齢や遺伝、紫外線などの影響により、メラニンの生成量が変化し、シミ、そばかす、白髪、皮膚白斑などの原因となります。
 
本試験では、メラニン産生能を有するマウス由来のメラノーマ細胞(B16細胞)を使用し、被験物質の添加による細胞内外のメラニン色素量の変化を測定することで、メラニン生成に対する促進または抑制効果を評価します(図1)。
 
試験例
メラニン合成誘導物質である8-MOPやIBMXを添加した結果、コントロールと比較して、細胞内外のメラニン量が有意に増加(p<0.05)しました (当所のオリジナルデータ)(図2)。
 
応用例
本試験は、美白化粧品、美白有効成分、白髪改善素材、色素沈着抑制成分などの開発に役立ちます。
具体的には、以下のような評価が可能です。
 
美白効果評価: シミ、そばかすの原因となるメラニン生成を抑制する成分の探索
白髪改善効果評価: 白髪の原因となるメラニン生成低下を抑制する成分の探索
色素沈着抑制効果評価: 紫外線や炎症による色素沈着を抑制する成分の探索
食品成分の機能性評価: 食品由来の成分がメラニン生成に与える影響の評価
医薬品開発: メラニン生成に関連する疾患の治療薬開発
 
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